AI用語を、やさしく。

人工知能の基本から生成 AI・LLM まで、初学者のための用語集。 むずかしい言葉を、できるだけシンプルに解説します。

01What is AI

人工知能とは

人工知能分野で議論される問題

20 語012〜031

ダートマス会議から始まる AI の歴史を辿りつつ、フレーム問題・中国語の部屋・シンボルグラウンディング問題など、AI 研究で長く議論されてきた根本問題と特徴量にまつわる課題を学ぶ。

012
ダートマス会議1956年、「人工知能」という言葉が初めて使われた会議。
013
エニアック(ENIAC)世界初級の電子式汎用計算機。AI 以前のコンピュータの原点。
014
ロジック・セオリスト世界初の AI プログラムとされる定理証明システム。
015
人工知能研究のブームと冬の時代AI 研究は3度のブームと、その間の停滞期を繰り返してきた。
016
第五世代コンピュータ1980年代の日本の国家プロジェクト。推論を高速化する計算機を目指した。
017
ディープブルー1997年にチェス世界王者に勝った IBM のシステム。
018
トイ・プロブレムルールが単純な問題のこと。現実の複雑な問題は解けなかった。
019
フレーム問題今の状況に関係する事柄だけを選び出すことが難しいという根本問題。
020
チューリングテスト機械が人間と区別つかない受け答えをできるか判定する試験。
021
ローブナーコンテストチューリングテストを実際に行う大会。
022
中国語の部屋記号を操作できても意味を理解しているとは限らない、という思考実験。
023
強い AI と弱い AI人間並みの意識を持つ AI(強い)と、道具としての AI(弱い)の区別。
024
シンボルグラウンディング問題記号と現実世界の意味を結びつけられないという問題。
025
身体性知能は身体を通じた経験から生まれるという考え方。
026
シンギュラリティAI が人間の知能を超え、社会が大きく変わるとされる転換点。
027
ルールベース機械翻訳文法ルールを人が与えて翻訳する初期の方式。
028
統計学的機械翻訳大量の対訳データから確率的に翻訳する方式。
029
特徴量データの特徴を数値で表したもの。学習の入力となる。
030
特徴量設計人間が良い特徴量を考えて作る作業。従来 AI の難所だった。
031
特徴表現学習特徴量を人手ではなく機械自身に学ばせる考え方。
03Machine Learning

機械学習の概要

教師あり学習

23 語099〜121

正解ラベル付きデータからモデルを学習させる手法群。回帰と分類の違い、線形回帰・SVM・決定木・アンサンブル学習・ニューラルネットなど代表的アルゴリズムをひと通り押さえる。

099
回帰問題連続した数値を予測するタスク。
100
分類問題データをカテゴリに振り分けるタスク。
101
多クラス分類3つ以上のクラスに分類する問題。
102
線形回帰1つの説明変数で直線的に数値を予測する手法。
103
重回帰分析複数の説明変数を使う回帰分析。
104
ロジスティック回帰確率を出力して分類に使う回帰手法。
105
決定木条件分岐の木で予測する、解釈しやすいモデル。
106
剪定(せんてい)決定木の枝を刈り込み、過学習を抑える処理。
107
サポートベクターマシン(SVM)クラスの境界を最も余裕をもって引く分類手法。
108
マージン最大化境界とデータの距離(マージン)を最大化する SVM の考え方。
109
カーネルデータを高次元に写して分離しやすくする関数。
110
カーネルトリック高次元計算を実際に行わず効率化する技法。
111
アンサンブル学習複数モデルを組み合わせて精度を高める手法。
112
ブートストラップサンプリング元データから重複ありで標本を作る方法。
113
バギングブートストラップした複数モデルの結果を平均・多数決する手法。
114
ランダムフォレスト多数の決定木を組み合わせたバギングの代表例。
115
勾配ブースティング前のモデルの誤差を次のモデルが補う直列型アンサンブル。
116
AdaBoost間違えたデータを重視して学習を繰り返すブースティング手法。
117
多層パーセプトロン隠れ層を持つニューラルネットワーク。
118
隠れ層入力層と出力層の間にある中間の層。
119
活性化関数各ノードの出力を決める非線形の関数。
120
自己回帰モデル(AR)過去の値から未来の値を予測する時系列モデル。
121
ベクトル自己回帰モデル(VARモデル)複数の時系列を同時に扱う自己回帰モデル。

教師なし学習

15 語122〜136

正解ラベルなしでデータの構造を見つけ出す手法群。クラスタリング、次元圧縮(PCA・t-SNE)、トピックモデル、レコメンデーションといった代表的なタスクと手法を整理する。

モデルの選択・評価

22 語151〜172

訓練誤差と汎化誤差の違い、過学習・未学習の見極め、交差検証や混同行列・各種評価指標、モデルの解釈手法まで、モデルを正しく選び評価するための知識を整理する。

151
訓練誤差学習に使ったデータに対する誤差。
152
汎化誤差未知のデータに対する誤差。本当に下げたい誤差。
153
汎化性能未知データに対するモデルの予測能力。
154
未学習モデルが単純すぎてデータの傾向すら捉えられない状態。
155
過学習訓練データに適合しすぎて未知データに弱くなる状態。
156
ホールドアウト検証データを訓練用と検証用に1回だけ分ける方法。
157
交差検証データの分割を変えて複数回検証する方法。
158
k-分割交差検証データを k 個に分け、検証用を入れ替えながら評価する方法。
159
混同行列予測と正解の組み合わせを表にした評価ツール。
160
偽陽性・偽陰性誤って陽性とした例・誤って陰性とした例。
161
第一種の過誤・第二種の過誤偽陽性(第一種)・偽陰性(第二種)の統計的呼び方。
162
正解率・適合率・再現率・F値分類性能を測る代表的な指標群。
163
ROC 曲線と AUC閾値を変えた性能をグラフ化し、面積 AUC で評価する指標。
164
誤差関数予測と正解のずれを数値化する関数。
165
RMSE二乗平均平方根誤差。回帰の代表的な誤差指標。
166
MAE平均絶対誤差。外れ値の影響を受けにくい回帰指標。
167
学習係数学習の際に重みを更新する大きさを決める値(学習率)。
168
オッカムの剃刀同じ説明力なら単純なモデルを選ぶべきという指針。
169
モデルの選択と情報量当てはまりとモデルの複雑さの両方で良し悪しを判断する考え方。
170
赤池情報量基準(AIC)当てはまりとパラメータ数のバランスでモデルを選ぶ基準。
171
モデルの解釈なぜその予測になったかを人が理解できるようにすること。
172
LIME個別の予測理由を局所的に近似して説明する手法。
04Deep Learning

ディープラーニングの概要

最適化手法

26 語173〜198

誤差が小さくなる方向へ重みを更新していく学習の仕組みと、その改善の工夫。学習率やエポックといった基本用語から、局所最適解・鞍点といった停滞の原因、モーメンタム・ADAM などの手法までを押さえる。

173
勾配降下法の問題と改善学習をうまく進めるための課題と工夫の全体像。
174
最急降下法誤差が最も減る方向へ重みを更新する基本手法。
175
学習率1回の更新でどれだけ重みを動かすかを決める値。
176
イテレーション重みを1回更新する処理の単位。
177
エポック訓練データ全体を1巡する学習の単位。
178
バッチ学習全データをまとめて使い1回更新する方式。
179
ミニバッチ学習データを小分けにして更新する方式。最も一般的。
180
オンライン学習データ1件ごとに逐次更新する方式。
181
確率的勾配降下法ランダムに選んだ少数データで更新する手法(SGD)。
182
大域最適解誤差が全体で最も小さくなる真の最適点。
183
局所最適解周囲では最小だが全体では最適でない点。
184
鞍点ある方向では最小、別方向では最大になり学習が止まりやすい点。
185
プラトー勾配がほぼ平らで学習が進まなくなる領域。
186
モーメンタム過去の更新方向を慣性として加え、学習を加速する工夫。
187
AdaGradパラメータごとに学習率を自動調整する手法。
188
RMSpropAdaGrad の学習率低下しすぎを改善した手法。
189
AdaDeltaRMSprop と同様に学習率を適応的に調整する手法。
190
ADAMモーメンタムと適応的学習率を組み合わせた定番手法。
191
AdaBoundADAM に学習率の上下限を設けた手法。
192
AMSBoundAMSGrad に上下限を設けた手法。
193
ハイパーパラメータ学習前に人が決める設定値。
194
グリッドサーチ候補値を総当たりでハイパーパラメータを探す方法。
195
ランダムサーチ候補をランダムに選んで探す方法。
196
早期終了検証誤差が悪化し始めたら学習を打ち切り、過学習を防ぐ手法。
197
二重降下現象モデルを大きくすると誤差が一度悪化し再び改善する現象。
198
ノーフリーランチの定理あらゆる問題で万能な手法は存在しないという定理。

誤差逆伝播法

3 語207〜209

出力の誤差を入力側へ逆向きに伝えて重みを調整する、ディープラーニング学習の中核。数学的な土台となる連鎖率と、深い層で起きる勾配消失問題を押さえる。

05DL Components

ディープラーニングの要素技術

全結合層

3 語228〜230

ニューラルネットワークの最も基本的な層。学習で調整される重み、入力に重みを掛けて足し合わせる線形関数、そして前の層の全ノードとつながる全結合層という土台を押さえる。

プーリング層

4 語250〜253

特徴マップを縮小し、位置のずれに強くする層。最大値プーリングと平均値プーリングの違いと、特徴マップ全体を1つの値にまとめるグローバルアベレージプーリングを押さえる。

スキップ結合

2 語254〜255

層を飛び越えて出力を伝える接続。勾配消失を和らげてネットワークの超多層化を可能にした仕組みと、それを全面的に取り入れた ResNet を学ぶ。

06DL Applications

ディープラーニングの応用例

画像認識

39 語295〜333

ディープラーニングが最初に成果を出した分野。AlexNet から Vision Transformer に至る CNN の系譜、R-CNN 系や YOLO による物体検出、U-Net などのセグメンテーション、姿勢推定までを追う。

295
物体識別タスク画像全体に何が写っているかを分類するタスク。
296
一般物体認識一般的な物体のカテゴリを認識すること。
297
AlexNet2012年の ILSVRC で圧勝し、ディープラーニング流行の契機となった CNN。
298
VGG小さな畳み込みを多数重ねたシンプルな深層 CNN。
299
GoogLeNetInception モジュールを使った高効率な CNN。
300
Inception モジュール複数サイズの畳み込みを並列に行う構造。
301
Skip Connection層を飛び越える接続。スキップ結合と同じ。
302
DenseNet各層を後続の全層に接続した CNN。
303
Wide ResNetResNet を深さより幅方向に拡張したモデル。
304
SENetチャネルごとの重要度を学習して強調する CNN。
305
MobileNetスマホ向けに軽量化された CNN。
306
EfficientNet深さ・幅・解像度をバランスよく拡大した高効率 CNN。
307
Neural Architecture Search(NAS)ネットワーク構造そのものを自動探索する技術。
308
NASNetNAS で設計された CNN。
309
MnasNetモバイル向けに NAS で設計された CNN。
310
Vision Transformer画像を Transformer で扱う画像認識モデル。
311
物体検出タスク画像中の物体の位置と種類を特定するタスク。
312
矩形領域物体を囲む四角い枠(バウンディングボックス)。
313
R-CNN領域候補を切り出して分類する物体検出手法。
314
Fast R-CNNR-CNN を高速化した手法。
315
Faster R-CNN領域候補の生成も学習し、さらに高速化した手法。
316
FPN異なる解像度の特徴を統合し多様なサイズの物体を検出する構造。
317
YOLO画像を一度見て検出する高速な物体検出手法。
318
SSD複数スケールで一度に検出する高速な物体検出手法。
319
Mask R-CNN物体検出に画素単位のマスク推定を加えた手法。
320
セグメンテーションタスク画像を画素単位で領域分けするタスク。
321
セマンティックセグメンテーション画素を種類ごとに分類する(個体は区別しない)。
322
インスタンスセグメンテーション同種でも個体ごとに区別して領域分けする。
323
パノプティックセグメンテーションセマンティックとインスタンスを統合した領域分け。
324
FCN(Fully Convolutional Network)全結合層を畳み込みに置き換えたセグメンテーション用ネット。
325
SegNetエンコーダ・デコーダ構造のセグメンテーション手法。
326
U-Netスキップ結合を持つ U 字型のセグメンテーション手法。
327
PSPNet複数スケールの情報を集約するセグメンテーション手法。
328
Dilation convolutionフィルタに隙間を空け、広い範囲を捉える畳み込み。
329
Atrous convolutionDilation convolution と同じ、拡張畳み込み。
330
DeepLabAtrous convolution を活用したセグメンテーション手法。
331
姿勢推定タスク人体の関節位置を推定するタスク。
332
Open Pose複数人の姿勢をリアルタイムに推定する手法。
333
Parts Affinity Fields関節同士のつながりを表現する Open Pose の仕組み。

自然言語処理

30 語334〜363

テキストを機械が扱える形にして処理する分野。形態素解析などの前処理、ワンホットから分散表現への流れ、word2vec・BERT・GPT といった言語モデルの発展と代表的なタスクを追う。

334
データの扱い方テキストを機械が処理できる形に整える前処理全般。
335
形態要素解析文を単語(形態素)に分け、品詞などを判定する処理。
336
構文解析単語間の文法的な係り受け構造を解析する処理。
337
局所表現単語を1記号で表す、意味を持たない表現方法。
338
ワンホットベクトル1要素だけ1で残り0の、単語の局所表現。
339
Bag-of-Words(BoW)語順を無視し単語の出現回数で文書を表す方法。
340
N-gram連続する N 個の単語・文字のまとまり。
341
TF-IDF単語の出現頻度と希少性から重要度を測る指標。
342
分散表現単語を意味を含む密なベクトルで表す方法。
343
単語埋め込み単語を低次元の分散表現に変換すること。
344
word2vec周辺語との関係から単語の分散表現を学ぶ手法。
345
CBOW周辺語から中心語を予測する word2vec の方式。
346
スキップグラム中心語から周辺語を予測する word2vec の方式。
347
fastText単語を部分文字列に分解して扱う分散表現手法。
348
言語モデル次に来る単語の確率を予測するモデル。
349
ELMo文脈に応じて単語表現を変える分散表現手法。
350
自然言語処理における Pre-trained Models大量データで事前学習した言語モデルの活用。
351
BERT文脈を双方向に捉える事前学習済み言語モデル。
352
GLUE言語理解の性能を測るベンチマーク。
353
GPT大量のテキストで事前学習した文章生成モデル。
354
GPT-2GPT を大規模化した後継モデル。
355
GPT-3さらに巨大化し高い汎用性を示したモデル。
356
ChatGPTGPT を対話用に調整したサービス。
357
PaLMGoogle の大規模言語モデル。
358
CECLSTM 内部で誤差を保持し勾配消失を防ぐ仕組み(Constant Error Carousel)。
359
機械翻訳文章を別の言語に自動で翻訳するタスク。
360
感情分析文章に込められた感情や評価を判定するタスク。
361
情報検索質問や条件に合う文書を探し出すタスク。
362
質問応答質問に対して答えを返すタスク。
363
文書要約長い文章を短くまとめるタスク。

音声処理

15 語364〜378

音声を数値として扱い、認識・生成につなげる分野。A-D 変換やフーリエ変換による特徴量の作り方から、隠れマルコフモデル、CTC、WaveNet といった手法までを押さえる。

深層強化学習

25 語379〜403

強化学習にディープラーニングを組み合わせた分野。DQN とその改良、A3C・PPO といった手法から、アルファ碁ゼロなどのゲーム AI、ロボット制御や sim2real といった実システムへの応用までを追う。

379
深層強化学習の基本的な手法と発展ディープラーニングと強化学習を組み合わせた手法の全体像。
380
DQNQ学習にディープラーニングを組み合わせた代表的手法。
381
ダブルDQN行動価値の過大評価を抑えた DQN の改良版。
382
デュエリングネットワーク状態価値と行動の優位性を分けて学ぶ DQN 改良。
383
ノイジーネットワーク重みにノイズを加え探索を促す DQN 改良。
384
RainbowDQN の複数の改良を統合した手法。
385
A3C複数エージェントが並列・非同期に学習する手法。
386
APE-X経験収集を大規模に並列化した手法。
387
Agent57Atari の全57ゲームで人間を超えた手法。
388
PPO方策の更新幅を制限して安定学習する代表的手法。
389
深層強化学習とゲーム AIゲームを舞台に発展してきた深層強化学習の応用。
390
モンテカルロ木探索ランダムな試行で有望な手を探索する手法。
391
アルファ碁ゼロ人間の棋譜なし、自己対戦のみで囲碁を学んだ AI。
392
アルファゼロ囲碁・将棋・チェスを単一手法で習得した AI。
393
OpenAI FiveDota2 でプロチームに勝った強化学習エージェント。
394
アルファスターStarCraft II でトップ級の腕前に達した AI。
395
マルチエージェント強化学習複数のエージェントが同時に学習する枠組み。
396
実システム制御への応用ロボットや機器の制御に強化学習を使う取り組み。
397
連続値制御行動が連続値(角度や速度など)の制御問題。
398
報酬成形学習を促すよう報酬の与え方を工夫すること。
399
状態表現学習制御に役立つ状態の表現を学習すること。
400
残差強化学習既存の制御則に強化学習で補正を加える手法。
401
sim2realシミュレーションで学んだ方策を現実に適用すること。
402
ドメインランダマイゼーションシミュレーション環境を多様に変え、現実への適応力を高める手法。
403
オフライン強化学習事前に集めたデータだけで学習する手法。

転移学習・ファインチューニング

4 語416〜419

学習済みモデルの知識を別のタスクへ活かす考え方。ファインチューニングによる再調整、ラベルの少なさを補う半教師あり学習・自己教師あり学習、そして破壊的忘却という課題を押さえる。

モデルの解釈性

4 語429〜432

ブラックボックスになりがちなモデルの判断根拠を人が理解できるようにする取り組み。説明可能 AI の考え方と、Grad-CAM・SHAP・Permutation Importance という代表的手法を整理する。

07AI Implementation

AIの社会実装に向けて

AIプロジェクトの進め方

25 語439〜463

AI を実際の業務へ導入するまでの進め方。CRISP-DM のような枠組み、体制づくりと開発手法の選択、クラウドや MLOps といった提供・運用の手段、外部との連携までを押さえる。

439
AI プロジェクトの進め方AI 導入を計画的に進めるための考え方全般。
440
AI プロジェクト進行の全体像構想から運用までの一連の流れ。
441
CRISP-DMデータ分析プロジェクトの標準的な進め方の枠組み。
442
AI を運営すべきかの検討そもそも AI で解くべき課題かを見極める段階。
443
ステークホルダーのニーズ関係者が何を求めているかの把握。
444
開発計画の策定目的・体制・スケジュールなどを定める段階。
445
AI を運用した場合のプロセスの再設計AI 導入に合わせて業務の流れを作り直すこと。
446
BPR業務プロセスを抜本的に再設計すること。
447
プロジェクト体制の構築必要な人材や役割分担を整えること。
448
データサイエンティストデータ分析や AI 開発を担う専門人材。
449
ウォーターフォール工程を順番に進める開発手法。
450
アジャイル短い反復で柔軟に進める開発手法。
451
AI システムの提供方法完成した AI をどう届けるかの方式。
452
クラウドネット越しに計算資源を利用する仕組み。
453
Web APIネット越しに機能を呼び出せるインターフェース。
454
Docker環境をまるごと隔離して動かすコンテナ技術。
455
PythonAI 開発で広く使われるプログラミング言語。
456
Jupyter Notebookコードと実行結果を対話的に書ける開発ツール。
457
IoTモノをネットにつなぎデータを収集・活用する仕組み。
458
RPA定型的な事務作業を自動化するソフトウェア。
459
MLOps機械学習モデルの開発・運用を継続的に回す仕組み。
460
他企業や他業種との連携自社にない技術やデータを外部と協力して補うこと。
461
産学連携企業と大学・研究機関が協力すること。
462
オープン・イノベーション外部の知見を取り入れて革新を生む取り組み。
463
次の開発へと循環運用で得た知見を次の開発に活かし続けること。

データの収集・加工・分析・学習

29 語464〜492

データを集めて学習に使えるようにするまでの実務。利用条件に関わる法律、アノテーションなどの加工、偏りやリーケージへの注意、プライバシーや公平性への配慮、PoC による検証までを学ぶ。

464
データの収集方法および利用条件の確認どこからどう集め、使ってよいかを確認する段階。
465
オープンデータセット誰でも利用できる公開データセット。
466
コーパス自然言語処理に使う大量のテキストデータ集。
467
学習可能なデータの収集学習に使える形・質のデータを集めること。
468
法令に基づくデータ利用条件法律が定めるデータ利用のルール。
469
個人情報保護法個人情報の取り扱いを定めた日本の法律。
470
個人情報特定の個人を識別できる情報。
471
著作権法創作物の権利を保護する法律。
472
特許法発明を保護する法律。
473
不正競争防止法営業秘密の盗用などを禁じる法律。
474
個別の契約法律とは別に当事者間で結ぶデータ利用の取り決め。
475
秘密管理営業秘密を適切に管理すること。
476
外部の役割と責任を明確にした連携委託先などとの責任分担をはっきりさせること。
477
データの加工集めたデータを学習に使える形へ整えること。
478
アノテーションデータに正解ラベルを付ける作業。
479
データの網羅性想定する状況を偏りなくデータが含んでいるか。
480
サンプリング・バイアス収集の偏りでデータが母集団を正しく代表しない問題。
481
データセットの偏りによる注意偏ったデータが不公平な AI を生む点への注意。
482
データリーケージ本来使えない情報が学習に混入し、性能が過大評価される問題。
483
プライバシーの配慮個人のプライバシーを守る取り組み。
484
ELSI技術の倫理的・法的・社会的課題を指す概念。
485
FAT公平性・説明責任・透明性を重視する考え方。
486
フィルターバブル自分好みの情報ばかりに囲まれてしまう現象。
487
開発・学習環境の準備学習に必要な計算資源やツールを整えること。
488
ライブラリ開発を効率化する再利用可能なプログラム部品集。
489
ブロックチェーンデータの改ざんを防ぐ分散管理の技術。
490
アルゴリズムの設計・調整課題に合わせて手法を選び調整すること。
491
PoC実現可能性を小規模に検証する段階(概念実証)。
492
アセスメントによる次フェーズ以降の実施の可否検討評価結果をもとに次工程へ進むか判断すること。
08Math & Statistics

AIに必要な数理・統計知識

AIに必要な数理・統計知識

26 語493〜518

AI を理解し使いこなすための数学と統計の基礎。データの要約から確率と代表的な分布、変数どうしの関係を測る指標、当てはめと検定の考え方、そしてベクトル間の距離までを押さえる。

493
度数分布データを区間ごとに分け、その個数をまとめたもの。
494
中央値データを並べたときの真ん中の値。
495
最頻値データの中で最も多く出現する値。
496
期待値確率を考慮した平均的な値。
497
外れ値他と大きく離れた異常な値。
498
移動平均一定区間ずつ平均を取り、変動をならした値。
499
確率変数取る値が確率的に決まる変数。
500
確率分布確率変数がどの値をどの確率で取るかを表したもの。
501
確率密度連続的な確率変数の、値の出やすさを表す関数。
502
条件付き確率ある事象が起きた前提での別事象の確率。
503
ベルヌーイ分布成功・失敗のような2値の確率分布。
504
二項分布ベルヌーイ試行を複数回行ったときの成功回数の分布。
505
ポアソン分布一定時間に稀な事象が起きる回数の分布。
506
正規分布平均を中心に左右対称な、最も基本的な分布。
507
共分散2つの変数が一緒に変動する度合い。
508
相関係数2変数の関係の強さを-1〜1で表した指標。
509
偏相関係数他の変数の影響を除いた2変数の相関。
510
疑似相関因果がないのに見かけ上相関があるように見える現象。
511
相互情報量2つの変数が共有する情報の量。
512
最小二乗法誤差の二乗和が最小になるよう当てはめる方法。
513
最尤法観測データが最も得られやすくなるパラメータを選ぶ方法。
514
帰無仮説検定で「差がない」と仮に立てる仮説。
515
対立仮説帰無仮説に対し「差がある」とする仮説。
516
ユークリッド距離2点間の直線距離。
517
コサイン類似度2つのベクトルの向きの近さを表す指標。
518
マハラノビス距離データの分布のばらつきを考慮した距離。
09Law & Contracts

AIに関する法律と契約

個人情報保護法

13 語519〜531

個人に関する情報の取り扱いを定めた法律。個人識別符号や要配慮個人情報といった区分、匿名加工情報・仮名加工情報による活用の道、第三者提供のルール、EU の GDPR までを押さえる。

不正競争防止法

2 語545〜546

営業秘密や取引データを不正な利用から守る法律。保護に必要な 3 要件を満たす営業秘密と、2018 年の改正で保護対象に加わった限定提供データを学ぶ。

独占禁止法

2 語547〜548

公正な市場競争を守る法律。競争を制限する行為と、不公正な取引方法にあたるかの判断基準となる公正競争阻害性という考え方を押さえる。

AIサービス提供契約

2 語556〜557

完成した AI をサービスとして提供する際の契約。SaaS という提供形態と、やり取りされるデータを誰がどこまで使えるのかというデータ利用権を押さえる。

10AI Ethics

AI倫理・AIガバナンス

プライバシー

2 語567〜568

個人のプライバシーを守るための考え方と実務。設計の段階から保護を組み込むプライバシー・バイ・デザインと、カメラ画像の利用に関する具体的な指針を学ぶ。

民主主義

3 語589〜591

AI が世論の形成や社会の合意に与える影響。好みに合う情報ばかりが届くフィルターバブル、同じ意見が反響して増幅されるエコーチェンバー、そして社会との対話の姿勢を学ぶ。

環境保護

2 語592〜593

大規模な AI が環境へ与える負荷。モデルの学習が消費する膨大な電力と、それが気候変動という地球規模の問題につながる点を押さえる。

労働政策

3 語594〜596

AI が働き方に与える影響。人間と AI の役割分担、AI による経営課題の解決と価値の創出、そして AI に頼りすぎることで人の技能が衰える懸念を学ぶ。

AIガバナンス

15 語597〜611

AI を適切に運用し続けるための組織の仕組み。方針づくりと体制整備から、人間の関与とモニタリング、運用と改善、有事への対応、監査や倫理アセスメントまでを整理する。

11Generative AI Tech

生成AIの技術

特徴

20 語618〜637

生成 AI を支える仕組み。言語モデルと確率的な生成という基本から、アテンションとトランスフォーマー、事前学習と各種の調整(Instruction Tuning・RLHF)、プロンプトによる使い方までを押さえる。

618
言語モデル次に来る単語の確率を予測するモデル。生成 AI の基礎。
619
確率モデル出力を確率的に決めるモデル。生成 AI の根幹の考え方。
620
アテンション(Attention)入力のどこに注目するかを重み付けする仕組み。
621
トランスフォーマーAttention のみで構成された生成 AI の基盤構造。
622
基盤モデル大規模事前学習され多用途に応用できるモデル。
623
事前学習大量データで汎用的な知識を先に学ばせる工程。
624
教師あり学習正解付きデータで学習する方式。調整工程でも使う。
625
ファインチューニング事前学習済みモデルを特定用途に再調整すること。
626
Instruction Tuning指示に従う能力を高めるための調整。
627
RLHF人間の評価を報酬に使い、出力を人間好みに調整する手法。
628
アライメント(Alignment)AI の振る舞いを人間の意図や価値観に合わせること。
629
GPT-3高い汎用性を示した代表的な大規模言語モデル。
630
in-Context Learning追加学習せず、与えた例や指示だけで応答する能力。
631
Zero-shot例を与えずに指示だけでタスクをこなすこと。
632
Few-shot少数の例を与えてタスクをこなすこと。
633
Chain-of-Thought途中の推論過程を順に書かせ、難問の精度を上げる手法。
634
サンプリング手法次の単語をどう選ぶかを決める生成の方法。
635
ハルシネーション(Hallucination)事実でない内容をもっともらしく生成する現象。
636
ベンチマークモデルの性能を測る共通の評価課題。
637
リーダーボードモデルの性能を比較・順位付けする一覧。

動向

17 語638〜654

生成 AI の発展を左右する要因。規模と性能の関係を示すスケーリング則、計算資源と効率化、モデルが持つ知識の限界、マルチモーダル化やオープンな開発の広がりを追う。

638
スケーリング則(Scaling Laws)モデル・データ・計算量を増やすほど性能が向上する経験則。
639
モデルのパラメータ数モデルの規模を表す指標。多いほど高性能になりやすい。
640
データセットのサイズ学習データの量。性能に大きく影響する。
641
データセットの質学習データの正確さや適切さ。量と同様に重要。
642
GPU並列計算が得意で、生成 AI の学習に欠かせないプロセッサ。
643
計算資源の効率化限られた計算資源で性能を引き出す工夫。
644
推論の効率化学習後のモデルを高速・低コストで動かす工夫。
645
大規模言語モデルの知識モデルが学習で獲得した幅広い知識。
646
学習データのカットオフ学習データに含まれる情報の時点的な区切り。
647
大規模言語モデルの不得意タスク正確な計算や最新情報など、LLM が苦手とする領域。
648
マルチモーダルテキスト・画像・音声など複数種類の情報を扱うこと。
649
条件付き生成与えた条件に沿って出力を生成すること。
650
拡散モデルノイズから徐々にデータを生成するモデル。画像生成で主流。
651
オープンソース誰でも利用・改変できる形で公開されたソフトウェア。
652
オープンコミュニティ公開モデルを共同で開発・改良する集まり。
653
オープンデータセット誰でも利用できる公開データセット。
654
オープン大規模言語モデル重みなどが公開された大規模言語モデル。
12Generative AI Usage

生成AIの利活用

特徴

3 語655〜657

生成 AI を使いこなすための基本。できることの範囲をつかむケイパビリティ、良い出力を引き出すプロンプトエンジニアリング、そして実際の活用事例を押さえる。

13Generative AI Risk

生成AIのリスク

動向

4 語686〜689

変化し続けるリスクへの向き合い方。次々に現れる新たなリスクの把握、情報収集の姿勢、規制を待たない自主的な対策、そして各国で進む規制化の動きを押さえる。

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